人気ブログランキング | 話題のタグを見る

第2回公演 出演者変更のお知らせ

謹 告

楽友協会えひめ シ-ズン2007/08 第2回公演 出演者変更のお知らせ

平素は当会の活動に関しまして大変ご理解とご協力をいただきまして誠にありがとうございます。
さて、このたび楽友協会えひめ シ-ズン2007/08 第2回公演に出演予定でございました ヴァイオリニストのティボ-ル・コヴァチ氏が手首の怪我により、来日及び公演が不可能となったとの連絡があり、当会としては遺憾ながら公演内容を変更せざるを得ない状況となりました。まずこの件に関しまして会員の皆様方にお詫び申し上げます。
つきましては当会で代役の出演者を全力を挙げて探しましたところ、神谷 美千子氏が10月初旬に群馬交響楽団のソリストとして(指揮者の熱烈なご指名だそうです)一時帰国する(現在パリにお住まいです)予定を早めていただいて、お引き受けいただけることとなり、合わせてご案内をさせていただきますとともに、お引き受けいただいた神谷氏に感謝申し上げます。
神谷 美千子氏は愛知県出身で桐朋学園大学を首席で卒業後、ジュリア-ド音楽院でドロシ-・ディレイに師事し、これまでにパガニ-ニ国際で第2位、ハノ-ヴァ-国際で優勝と素晴らしい成果を挙げられています。国内のほとんどのオ-ケストラと共演のほか、海外でも著名なオ-ケストラと共演し、非常に高い評価を得ております。どちらかといいますと日本国内よりもヨ-ロッパで大変高い評価を得られている珍しいタイプのア-ティストといえるでしょう。
コヴァチ氏の演奏を楽しみにされていた会員の皆様に重ねてお詫び申し上げますと共に、当会といたしましては次回の来日公演について2年後の2009年秋に実施する方向でコヴァチ氏とスケジュ-ル調整をさせていただいておりますので、なにとぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。

**************************************************
シ-ズン2007/08 第2回公演 2007年9月25日(火)

確かなテクニック、そして音楽性溢れる表現力とリリシズム

諏訪内晶子、庄司紗矢香、神尾真由子らと共に欧州楽壇を魅了する若きヴィルトゥォ-ゾ!

神谷 美千子 ヴァイオリンリサイタル


曲  目

シュ-ベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ ニ長調 D.384 op.137-1
ドビュッシ-:ヴァイオリンソナタ

            ‥‥‥  休   憩  ‥‥‥

J.S.バッハ:無伴奏パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006より
プレリュード、ルール、ガヴォットとロンド、ブーレ、ジーグ (ヴァイオリン・ソロ)
ドヴォルザーク:ユーモレスク op.101 B.187
ベートーヴェン:ロマンス第2番 ヘ長調 op.50
モンティ:チャルダッシュ


 今回、楽友協会えひめに急遽登場してくれることとなった神谷美千子さんは、名古屋市出身。5才よりヴァイオリンを始め、桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマコースを首席で修了後、ジュリアード音楽院でドロシー・ディレイ、川崎雅夫の両氏に、ロンドンでジョルジュ・パウク氏に師事した。1997年にハノーヴァー国際コンクールで日本人として初優勝し、内外の音楽界の大きな注目を集める。またその他多くの受賞歴があり、主なものはパガニーニ国際コンクール第2位、メニューイン国際コンクールジュニア部門入選、日本音楽コンクール入選、インディアナポリス国際コンクール入賞などがあげられる。
 11歳で名古屋フィルと共演して以来、N響、読響、都響、東響、東フィル、新日フィル、大阪フィルなど、国内ほぼ全てのオーケストラと共演。海外でも、ロンドンフィル、ハノーヴァー北ドイツ放送響、ストックホルム室内管、ニュージーランド響、南西ドイツフィル、シンガポール響など著名なオーケストラと共演を重ねている。
 2000年には、トヨタ・ミレニウムコンサートでウィーンフィルメンバーとモーツァルトの協奏曲を共演。これまでにシャルル・デュトワ、チョン・ミュンフン、ヤーノシュ・フリュスト、ルドルフ・バルシャイ、レイモンド・レッパード、ダヴィッド・ゲリンガス、野島稔、原田幸一郎、竹澤恭子など、内外の重要な音楽家との共演を重ねていて、ア-ティストから絶大な信頼を寄せられている。また近年は室内楽への取り組みも意欲的で、自ら「アポロ弦楽四重奏団」を結成し、2006年に名古屋と東京でのデビューコンサートを成功させている。
 さて、今回演奏される曲は、
 まず前半にシュ-ベルトのヴァイオリンとピアノのためのソナチネとドビュッシ-のヴァイオリンソナタの2曲、決して派手ではない、じっくり練り上げられた音楽を期待したい。
 後半は一転してまずバッハの無伴奏パルティータ第3番が演奏される。彼女のソロの妙技をたっぷり味わったあとに、ドヴォルザークのユーモレスクとベートーヴェンのロマンス第2番という心のひだに染み入る名曲が2曲そして最後にモンティのチャルダッシュというヴィルトゥォ-ゾ的でもあり、郷愁を誘うジプシ-風の音楽で酔いしれてほしい。

by gakuyuuehime | 2007-08-27 14:25 | 公演予定  

<< 欧州楽信 NO6  文:三宅坂... グスターボ・ドゥダメル/ベート... >>