神谷美千子 ヴァイオリンリサイタル 開催
2011年 06月 20日

2011年6月16日(木)19時より、いよてつ髙島屋ローズホールにおいて神谷美千子 ヴァイオリンリサイタルが開催されました。
4年ぶりの登場となる神谷美千子。今回も林 澄子(ピアノ)との共演とあって、期待は膨らむ。前回のドビュッシーのヴァイオリンソナタほかでの二人の熱演は、まだ記憶にあたらしい。
前回の感動をもう一度と演奏会に臨まれたかた、一流のヴァイオリンの音色に接する楽しみを期待して来場されたかた、林 澄子との共演を楽しみに足を運ばれたかた等の期待が高まる中、演奏は開始されました。
1曲目は、「ヘンデルのヴァイオリンソナタ ニ長調」。やさしさのなかにも凛とした自然な響きが、ヘンデルに相応しい。少し控え目な林 澄子のピアノも曲に相応しい。2曲目は、「シューマンのヴァイオリンソナタ第1番 イ短調」。いきなり流麗なメロディーが奏でられる。ヴァイオリン、ピアノともに好調のようだ。第2楽章では、軽やかなヴァイオリンが、第3楽章においては、歯切れの良いピアノが心地良い。終楽章ヴァイオリン、ピアノのいずれ劣らぬ説得力ある響きが融合する。がっぷり四つの熱演のうちに終曲。期待どおり聴き応えある演奏でした。
後半に入って、「バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番 ト短調」。彼女ならではの、のびのびしたなかにもきりっと引き締まったバッハ演奏には、多くのかたが感動されたことでしょう。このあと、サラサーテ「アンダルシアのロマンス」ブラームス「ハンガリー舞曲第1番」ドヴォルザーク「スラヴ舞曲第10番」とヴァイオリンの魅力いっぱいの曲が続く。なかでも、「スラヴ舞曲第10番」は、曲の魅力をあらためて伝える好演でした。最後は、「ツィゴイネルワイゼン」。ヴァイオリン曲のなかでも最も演奏効果が期待できるこの曲において、最高のパフォーマンスを発揮。説得力のある響きのなか、ヴァイオリンとピアノがこの日もっとも熱く燃焼し終演。アンコールは、これまたヴァイオリンの魅力が最大限に発揮される「チャルダッシュ」。ヴァイオリンの魅力を満喫した一夜となりました。
by gakuyuuehime | 2011-06-20 12:00 | 公演レポート

