楽友えひめ シーズン2011/12 開幕
2011年 04月 30日
松本 彩 ハープリサイタル開催

4月28日(木)19時より、いよてつ髙島屋ローズホールにおいて、楽友協会えひめシーズン2011/12の幕開けとなる、松本 彩 ハープリサイタルが開催されました。
会場には、おなじみの会員のかた、新しく入会された会員のかた、そして松山ではめずらしいハープの演奏を体験しようと来られた学生さんやお子さんまで、いろいろな年齢層のかたが参集されました。
演奏は、まず聴きなれたメロディーのパッヘルベルの「カノン」から始まった。いつもの弦楽合奏とは、また違った味わいで楽しませた。つづくクロフトの「サラバンドとグラウンド」は、ハープシコードの為の曲を編曲したものということもあって、端正な響きが好ましく感じられた。ロゼッティの「ハープソナタ第6番」につづくヒンデミットの「ハープのためのソナタ」は、近代のハープの為に作曲された曲ということだけあって、ハープの機能を存分に発揮できる曲なのだろう、それまでの曲よりものびのびとした演奏、響きが心地よい。
後半は、奏者の師でもあるマクドナルド女史の作曲になる「ハープのための『俳句』」が演奏された、2曲からなり、それぞれ芭蕉と一茶の句をイメージしたという現代曲であり、斬新な表現、またその奏法も興味深いものであった。つづくグリンカの美しいメロディーを奏でたあと、最後は、ダマーズの「ハープのためのシシリエンヌバリエ」。フランス現代作家の優雅な作品をゆったりと演奏して終演。
ハープ独奏という、松山ではめずらしいリサイタルでしたが、楽曲解説、楽器の機能説明等のトークをはさみながらの演奏は、聴衆との距離を縮めハープをより身近に感じさせた。特に、楽器を裏返してのペダルの機能説明は、多くのひとが興味深く聞き入っていた。

ハープの魅力を、多くのひとに伝えていかれることを期待したい。
by gakuyuuehime | 2011-04-30 22:17 | 公演レポート

