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ウィリー・シュヴァイガー ホルンコンサート

楽友協会えひめ シーズン20010/11 第2回公演
ウィリー・シュヴァイガー ホルンコンサート開催
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 6月28日(月)19時より、楽友協会えひめシーズン2010/11第2回公演として、いよてつ髙島屋ローズホールにおいて、ウィリー・シュヴァイガー ホルンコンサートが行われました。 ザルツブルグ・モーツァルテウム管弦楽団の第一ソロ・ホルン奏者として活躍されている氏は、アルプホルンの奨励者としても著名であり、今回もアルプホルンを持参されての公演ということで、どんな演奏会になるか大きな期待をもって参加した。
 第一部、モーツァルトのホルン協奏曲第3番。ザルツブルグ・モーツァルテウム管弦楽団の第一ソロ・ホルン奏者には、うってつけの曲。幾度も耳にしたやさしいメロディーを実に淡々と奏でる。ピアノの林 澄子もうまく合わせている。音楽を聴いてよかったと心から感じる、ぜいたくな“とき”である。つづいて、モーツァルトの「魔笛」よりタミーノのアリア「なんという美しい姿」を絶妙な歌いまわしで表現する。第一部最後は、ベートーヴェンのホルンソナタ へ長調。こちらは、林 澄子の好演と相まって、構成力の強い、ベートーヴェンらしいしっかりとしたソナタが奏でられ、第一部終了。

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第二部、まず、モーツァルとのホルン協奏曲第1番。第3番同様、まさに本場の音色で楽しませてくれた。そして、2曲目は、林 澄子のピアノ・ソロで、モーツァルトの幻想曲 ニ短調K397。この魅力ある曲を、飾りすぎることなく、しっかりとした表現で聴かせた。今秋のソロ・リサイタルが大いに期待される。第二部は、当初よりなにかサプライズが予測されたが、このあと、聴衆の思いに応える感じで、シュヴァイガー氏が、颯爽と民族衣装で登場。そして手には、長大なアルプホルンが。そしてまず、日本語でごあいさつ。愛嬌のある、しかも流暢なあいさつに聴衆からは大歓声が。モーツァルトのアルプホルン五重奏 へ長調は、多くのひとが初めて接する曲ではなかったかと思われるが、なんの違和感もなく、その奥の深い独特な響きに魅了された。匠の為せる技と言えよう。 アンコールは、日本の歌曲「赤とんぼ」。この心温まる演奏は、きっと歌詞の意味まで充分に理解されているからこそ表現できるものであろう。最後は、モーツァルト「魔笛」よりパパゲーノのアリア「鳥刺しの歌」。原曲では、フルートとの掛け合いが軽妙な素敵なメロディー、ホルンでも見事にその雰囲気を再現してみせた。全般に、心あたたまる音楽を久しぶりに体感できた、よろこびでいっぱいの公演となった。

by Gakuyuuehime | 2011-01-22 18:18 | 公演レポート

 

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